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本学 工学部 工学プロジェクトコースの取組が、 経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」 に選ばれました！
2014/03/11
このたび、工学部 工学プロジェクトコースの取組「建学の理念に基づく工学部学科横断的 プロジェクト主導型教育システムの実践」が、経済産業省の「社会人基礎力を育成する授業30選」に採択されました。これは、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な能力｢社会人基礎力｣を効果的な手段で育成している大学のグッドプラクティス30選です。
社会人基礎力とは、具体的には、「前に踏み出す力（アクション）」、「チームで働く力（チームワーク）」、「考え抜く力（シンキング）」の3つの力を指します。189件の多数の応募の中から30が選ばれました。中国四国エリアの理工系の取組としては唯一、本学が選ばれました。「工学プロジェクトコース」は、バイオ・応用化学科のように専門分野の名前がついた学科（コース）ではありません。これは、いわば「学ぶためのしくみ」が名前になっています。このコースの最大の特徴は、チームを組んでプロジェクトに挑むことを通して、様々な力を養成することにあります。具体的には、1年次から3年次までは、企業などで「ものづくり」を経験され熟知された方に、基礎的な技術力や知識、プロジェクトの企画、実践（工程表を作るなどしてものづくりを確実に遂行する）を指導してもらいます。また、プロジェクトを遂行する上で必要となる専門知識 については、工学部の垣根を取り払い、どの学科の講義科目でも受講できるようになっています。いわば、ものづくりをしながら学ぶということになります。そして4年次は、興味のある分野の研究を、工学部の"学科"の研究室で行います。
今回の受賞は、こうしたユニークなカリキュラムだけではなく、オープンキャンパスなどでの「ウィンドカー製作」や「コマ大戦」参加（学科イベント参照）など、学生の積極的な姿勢も高く評価された、いわば「チーム工プロ」でつかんだ栄冠です。
