岡山県自然保護センターの湿生植物園


 岡山県自然保護センターにある湿生植物園は、センター内に自然観察施設の一つとして造成されたものである。元々湿原が発達していない場所に作られたものとしては、本邦初の事例と思われる。面積は約0.8haであり、いくつかの貧栄養性の池を含んでいる。

 2001年11月4日に自然保護センター開所10年を記念してシンポジウムが開催された。建設してから10年間の年月が経過したので、これまでの成果を評価できる年月が経過したと考える。ここまでの成果をまとめておく。
2001年6月15日の湿生植物園2001年11月4日に開催された10周年記念シンポジウム



  1. 湿生植物園造成の背景と湿原植生の移植の考え方
  2. 岡山県自然保護センターにおける湿原造成の実際
  3. 最近の湿生植物園
  4. 湿原造成に関する評価と今後の課題



関係論文



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