スズカケノキ Platanus orientalis (スズカケノキ科 スズカケノキ属)
 スズカケノキは属名でプラタナスと呼ばれることも多い。街路樹や公園木として植栽される。昔は街路樹としてよく利用されたが、最近はやや少なくなった。アジア西部からヨーロッパ南東部原産で、樹高は15〜35mになる。葉は大きく、幅10〜20cmで5〜7に中裂する。鋸歯がある托葉があるのも特徴の1つ。花は4〜5月に咲き、玉状の花序が長い柄の先に数個付く。果実は直径3.5cmの球形で、ぶら下がる。花や果実がひもの先にぶら下がる様を山伏の首から胸に付ける飾りに見立てたものが和名であるとのこと。ただし、街路樹として植栽されたものでは花や果実は見られない。樹皮がまだらにはがれるのも特徴である。

 スズカケノキは生長が早い。街路樹として植栽された場合には毎年幹だけに刈り込まれるので、幹の上部がコブコブになったものがよく見られたものである。生長が早すぎるためか、あるいは枝が横に張る傾向があるためか、近年は植栽されることが少なくなった。下の画像は岡山市美作線の三野公園付近のものである。
スズカケノキの街路樹(岡山市三野)はがれ落ちる樹皮
スズカケノキの葉托葉
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