タカネナナカマド Sorbus sambucifolia (バラ科 ナナカマド属
 白山の亜高山帯を登っていくと、3種類のナナカマドの仲間が生育していることがわかる。小葉の先端が尖っているのがタカネナナカマドとナナカマドであり、楕円形で先端が鈍形であるのがウラジロナナカマド。ハイマツの影にはタカネナナカマドとウラジロナナカマドが生育しており、両者に生態的な違いはないのか、と気にしつつ登ってみたが、違いを見つけることができないままに下山となった。
 タカネナナカマドは本州中部以北から北海道、千島・樺太・カムチャッカなどに分布する落葉低木。葉の表面には光沢があり、光り輝く感じ。小葉は11枚のものが多かった。葉全体は屈曲している感じがし、強い光を避けている感じがある。強い風と日照に耐える力強さを感じる。花は6月から7月でほぼ白色、直径1cmとのこと。果実の数から見ると、たくさんの花を咲かせるイメージではないようだ。果実は赤く稔り、顎片が直立して残る。
タカネナナカマド Sorbus sambucifolia
タカネナナカマド Sorbus sambucifoliaタカネナナカマドの果実
タカネナナカマドの葉タカネナナカマドの葉 裏面の拡大
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