岡山理科大学自然植物園


アキグミ Elaeagnus umbellata Thunb.

  グミ科 Elaeagnaceae

アキグミは落葉する低木で春に白い花が咲き,秋に丸くて赤い果実を鈴なりにつける.この実は食べることができ,果実酒にも利用される.

近縁種にはナツグミやマメグミなどがあるが,がく筒が細く子房との間がくびれていないこと,果柄が短いことで区別する.変種にはカラアキグミやマルバアキグミなどがある.

和名「アキグミ」は「秋茱萸」で秋に実をつけることから.

日本には北海道〜九州まで幅広く分布する.海辺の砂防用に植えられたり,山地に自生する.

September 28, 2005 October 13, 2005 October 13, 2005 October 13, 2005

Coll. A. Ohtani  December 16, 1997 平成17年秋の植物画教室受講生作品