岡山理科大学自然植物園


アキノノゲシ Lactuca indica L.

 キク科 Compositae

アキノノゲシは夏から秋にかけて淡黄色の花を咲かせる草本である.日当たりのよいところであれば草原や草地に限らず広く生育しているのがよく見られる.葉の切れ込みの程度と葉の幅が狭いことにより,「ホソバアキノノゲシ」として区別することがある.秋から秋の終わりにかけて白い綿毛をつけた痩果をつける.

近縁種には「ミヤマアキノノゲシ」があり,アキノノゲシより痩果が小さく,葉柄があることで区別されている.

日本には北海道〜沖縄地方まで幅広く分布している.

Coll. A. Ohtani  September 12, 1997