岡山理科大学自然植物園


ノブドウ
Ampelopsis brevipedunculata (Maxim.) Trautv.

  ブドウ科 Vitaceae

ノブドウは山地や草原でみられる木本のつる性植物である.植物体は縦よりも他の植物に絡みついて伸びることが多いが高くても1-2m程度になると考えられる.葉は切れ込みの入った円形,長さ5-15cm,切れ込みの深さや数は変異が多いことが知られている.葉柄は3-5cm.初夏〜夏になると白色の花をつけ,葉の根元近くから花柄を伸ばす.また,花には蜜腺があり花弁が脱落しても蜜の分泌を続ける.そのため,アリなどが蜜を求めてよじ登っている姿を見ることが出来る.その後,紫色の実をつける.この実は人が食用として利用することはできないが,鳥は食べているようである.葉の切れ込みが特異なものを品種として区別されることもあるが,切れ込みの変異は連続していることが知られている.

日本には北海道,本州,四国,九州,琉球まで幅広く分布している.

October 12, 2007

November 10, 2006 November 10, 2006

Coll. A. Ohtani  September 5, 1997 平成19年秋の植物画教室受講生作品 平成19年秋の植物画教室受講生作品

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