7月29日 銚子に行ってきました。




 自然環境が大きく異なっているので、面白いことは面白いのです。銚子市犬若には、漁港があり、その先端にはこのような岩山があります。
房総半島が生長する前からこの岩場は水面より上にでていたわけで、大昔は絶海の孤島だったことになります。
強風のため、植物は岩場に張り付いて生育しており、シバも刈り取ったかのような芝生になっています。
岩陰にはハマカンゾウやツワブキ・スカシユリなどが生育しており、ちょうど花の時期で美しい景観でした。
風が吹かない時には美しいだけの景観ですが、風が吹くときにはすざましいのでしょう。
風が吹かなければ、このような景観は形成されないわけですが・・・・






上の漁港と大学建設用地の反対側、屏風ヶ浦の景観です。
下の画像の右から1/3程度のところに大学建設予定地があります。
屏風ヶ浦は切り立った約60mの崖で、浸食防止のために防潮堤が作られています。
屏風ヶ浦の地質は、半固結の砂岩や泥岩からなっており、波浪や風で浸食されます。
なかなかすばらしい景観ですが、植物にとってはなかなか大変な場所です。



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