7月21日(海の日) タマムシにお目にかかりました
昼過ぎに玄関にでてみると、たたきの上にタマムシが居た。忙しそうに走り回っている。お久しぶり! 長らくお目にかかった記憶がない。はじめて出会った小学校以来・・・というわけではないが、とにかくお久しぶりである。
ネットで調べてみると、タマムシ科 ルリタマムシ属 Chrysochroa fulgidissima タマムシ(ヤマトタマムシ) 画像のものは、目が大きいので、雄のようです。
北海道には居ないとのことで、ベトナム・台湾などにも分布するところから、南方系ですね。ホストはエノキ、ケヤキ、サクラ類、カシ類、カキ、クワ、ハリエンジュ(ニセアカシア)・・・・食べるものに系統性がないですね・・・落葉広葉樹なら何でも食べるように見える。
真夏の炎天下によく飛ぶとのこと。海の日の昼下がり、確かに暑くなってからのお出ましであった。多くの甲虫が夜行性である中、昼間に活動すると昼間に活動する鳥類のターゲットになりやすい。輝きのある色彩は画像では十分に表現できないが、鳥からの摂食を防ぐ効果があるという。カラスよけにCDをぶら下げているのを見たことがある。なるほど、効果があるかも知れない。いや、この派手な輝きは、鳥よけの効果がなければ自殺行為であるはずで、効果があるに違いない。
こんなにバラエティのある落葉樹を食べるのならば、マツが広い面積に生えていた昔に比べ、増えていても良い。最近出会わないのは、真夏の炎天下に野山を歩いていないだけなのかも知れない。