電気伝導度(μS/cm) | 植生の状況 |
〜35 | 湿原植生の成立には最も適している。湿原植生の群落高や植被率も低い。植生がまばらであるためにモウセンゴケ等の草丈の低い植物が繁茂しやすい。植生の回復には時間がかかる。池でも植被は少なく、点在する程度。浮葉植物よりもシャジクモ類等の沈水植物が主体。 |
〜55 | 湿原植生を成立させることができる。植生はやや発達が良好で、イヌノハナヒゲ類が繁茂し、全面に芝状の植生が発達する。池ではタヌキモ類、ジュンサイ、ヒルムシロ類等、多様な植物が生育する。 |
〜75 | 湿原植生の成立に関しては境界領域。草丈の高いカモノハシ、ノハナショウブ、スゲ類などが生育する植生となり安い。長期的には湿原植生の維持が困難かも知れない。池では沈水植物が減少し、ヒシ等の浮葉植物が多くなり、単調となり安い。 |
75< | 湿原植生が成立する可能性はほとんどなく、カサスゲ・アゼスゲなどの優占する植生となる。池ではヒシとウキクサ類が優勢であり、単調である。 |