研究内容2
修論について 岡山県南部の森林植生−地質・土壌と植生−
調査地は岡山県南部に位置する山陽町馬屋地域です。表層地質は凝灰角レキ岩です。
図1−調査地全景
図1は東から調査地を撮影したものです。この地域は隣接しているにもかかわらず明らかな植生境界があり、それを挟んで上部に広葉樹林(コナラ林・アラカシ林)、下部にアカマツ林が発達しています。この植生境界の原因を明らかにするために植生調査・長谷川式土壌貫入計による土壌貫入深(土の硬さ・厚さ)の計測・表層土壌採取による土壌三相(土・水・空気の割合)や最大毛管容水量(土が保つことができる水の最大量)の算出を行いました。
図2−調査地の植生図