2006年10月9日 白馬山フィールドワーク

松本の信州大学で開催された植生学会の翌日 白馬でフィールドワーク
数日前に相当な積雪があり、数人の犠牲者が出た。
白馬山は、気候的には日本海側に位置し、冬型の気圧配置になれば秋であっても豪雪となる可能性がある。
山頂付近では1m以上の積雪があったそうであり、軽装では耐えることが困難であったろう。

白馬山を構成する岩石は複雑である。
部分的に蛇紋岩が分布しており、その地域では高木が生育しにくく、高山植生が発達している。
このために、山を登っていくと 森林→高山植生→森林 の配列が見られることになる。
高山植生の逆転現象である。











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