
ヒメジョオン Erigeron annuus (L.) Pers.
キク科 Compositae
ヒメジョオンは平野や人里など幅広く見られる1年草〜越年草である.初夏〜秋にかけて花をつける.もとは帰化植物で明治時代に日本に入ってきた.よく似た名前を持つ近縁種に「ハルジオン」があるが,和名「ヒメジョオン」は漢字で「姫女苑」なのでこれを思い出せば間違いにくい.
ヒメジョオンとハルジオンは最も近縁であると考えてしまいがちだが,分類学者によっては雌花の冠毛の長さの違いから別属として扱われることもある.
北海道〜九州まで幅広く分布している.薬用効果があるとされ,花を摘み,乾燥させてお茶のようにして飲むとよいと考えられている.食用にも利用されているようだ.


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