
ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis L.
キク科 Compositae
ヒメムカシヨモギは荒地や草地などの日当たりのよい場所に生育している1年草・越年草である.草丈が2m近くにまでなるものもある.草丈が高い割には直径3-5mmほどの小さな花(頭花)がついている.繁殖力が強く,群生して生育し雑草として扱われていることが多い.もともと帰化植物で明治時代から帰化しはじめた.
ムカシヨモギ属に属し,雌花が小さいことで特徴付けられ特に「ヒメムカシヨモギ節」と分類されることがある.和名「ヒメムカシヨモギ」は「姫昔蓬」であり,ムカシヨモギよりやや小ぶりなため付けられた.別名「テツドウグサ」などがある.
日本には北海道〜九州,琉球地方まで幅広く分布している.


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