
イヌホオズキ Solanum nigrum L.
ナス科 Solanaceae
イヌホオズキは日当たりの良い畑や人里の山道脇に見られる1年草である.夏から初秋にかけて白い花をつけた花序を形成する.植物体は人間のひざくらいまで伸びる.このあたりまではいわゆる食用の「ナスビ」とそっくりなので混同しそうだが,つける実は球形で小さいので違うことがはっきりする.また有毒なので食べてはいけない.
近縁種に「アメリカイヌホオズキ」がある.この種は花の色が紫がかっているのが特徴である.また,実の付き方がばらばらしているように見える.(イヌホオズキは2列に整列しているように見える)
日本には北海道〜琉球地方に至るまで幅広く分布している.


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