
カタバミ Oxalis corniculata L.
カタバミ科 Oxalidaceae
カタバミは人里や路傍で良く見られる多年草または1年草である.三つ葉のクローバーのような葉を持ち,黄色の花弁5枚を持つ.この花は直径約1cmで小さくかわいらしく,初夏〜秋にかけて花を付ける.しかし,カタバミは地上をはうような茎を持つためいったん生えると駆除するのがやっかいである.和名「カタバミ」は「片喰」とかく.秋から冬にかけて細い小判型の種子を付ける.この種子は他のものが少しでも触れると驚くほどの勢いで飛び出すことが知られている.これで遊んだ思い出を持つ方も多いだろう.葉が赤っぽいなどの違いで品種が数多く発表されている.
日本には北海道〜九州まで幅広く分布している.


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