
クマノミズキ Cornus brachypoda C. A. Mey.
ミズキ科 Cornaceae
クマノミズキは山地で見られる落葉性の高木である.植物体の高さは約10mとなる.夏になると直径10〜15cmの散房花序をつける.散房形とは上部の花の枝は短いが下部になるにつれて上部の花と同じ位置に花をつけようとするため下部の花の枝が長くなっている形を指す.よって花は一面に並んでついているように見える.またこの花は白色である.秋になると花序の茎の色が赤くなり,球形の果実(核果)も黒色に熟してくる.葉は長さ5〜15cmで先端が急にとがっている.葉の裏は下の標本にも見られるように表に比べて白っぽい色をしている.近縁種には「ミズキ:Swida controversa」がある.ミズキとは葉が対生することで区別できる(ミズキは互生している).
日本には北海道をのぞく,本州〜四国,九州まで分布している.


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