
ムクゲチャヒキ Bromus commutatus Schrad.
イネ科 Gramineae
ムクゲチャヒキは1950年頃から日本に帰化してきた植物.原産地はアフリカ〜西アジアと考えられている.荒地など日当たりの良いところに生育する.植物体はひざ下〜1m程度,葉は細長く幅約5mmで葉鞘とともに毛がまばらにある.小穂には毛がない.小穂は果実が完熟すると,そのつど地面に落ちていく.近縁種の帰化植物にはカラスノチャヒキ(Bromus secalinus L.)やコスズメノチャヒキ(B. inermis Leyss.)が知られている.
日本には北海道〜本州などに分布が知られている.


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