イヌナズナ
Draba nemorosa
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アブラナ科
イヌナズナ属
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イヌナズナは北半球に広く分布する越年性の一年草。道端や畑、果樹園などの荒れ地に生育する。栄養分の多い場所に生育する個体では、地面付近から枝を分けて高さ30cm近くになるが、道路端などに生育する個体では花茎は分岐せず、1本立ちとなる。葉は長さ1〜4cmで変異が大きく、両面に毛がある。花は3月の中頃から咲き始め、6月頃まで。顎片に毛があるのは特徴的。花弁は4枚で、先端はへこむ。果実は長楕円形で平たく、マメの仲間の質感と形である。
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イヌナズナ
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イヌナズナの生育地