ミズナ(キョウナ) Brassica rapa var. lancinifolia (アブラナ科 アブラナ属)
ミズナは水菜であり、栽培に大量の水を必要とするからであるという。関西ではミズナと呼ばれているが、関東ではキョウナ(京菜)と呼ばれている。京野菜として栽培されていたものが江戸に伝わった経緯を示す名前のようである。葉は根本からたくさん分かれ、大きな株になる。全体に辛味があり、鍋物や漬け物などに利用される。欧亜大陸原産で、中国で改良され、日本に渡ってきた。
よく似たものに、葉が分かれないミブナ(壬生菜)がある。