ナガミヒナゲシ Papaver dubium L. (ケシ科 ケシ属
 ナガミヒナゲシは11月頃には芽生えが確認できるようになる。荒れ地やアスファルトの割れ目などに小さなロゼットを広げている。立った毛が多く、朝には降りた霜がとけて水玉となっている。毛によって霜が葉に直接付くのを防止しているし、水に濡れるのも防いでいる。2月頃にはずいぶんと葉も大きくなり、目立つようになる。アスファルトの割れ目は、踏まれることがなければ冬も結構地温があがり、過ごしやすいに違いない。


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