クサボタン
Clematis stans
(
キンポウゲ科
センニンソウ属
)
クサボタンは本州の暖温帯上部から冷温帯に分布する。茎の下部は木化しており直立するが、上部は木化していないので、見かけでは多年草と言いたくなる。半木本という事になるのであろう。花は8月頃、茎の先端に散房花序を形成する。キンポウゲなので花弁はなく、花筒を形成しているのは淡紫色の顎である。4片の顎は開花時には反り返ってカールする。近寄ってみると美しい花であるがあまり目立たない。満開といった状態を見た事がないので、パラパラと咲くのかもしれない。花の撮影地は滋賀県伊吹山。
1.
クサボタン
2.
葉と果実