セイヨウバクチノキ Prunus laurocerasus (バラ科 サクラ属
 セイヨウバクチノキはヨーロッパ南東部・アジア西部原産の常緑小高木。庭園樹や生け垣として植栽される。葉は長さ8〜15cmで長楕円形。皮革質でやや厚い。地中海東部から西アジアの乾燥気候に適応した葉の用である。当年枝は緑色であり、やがって灰褐色になる。撮影したものの樹皮ははがれ落ちた様子はなく、日本のバクチノキのようにはがれ落ちないのかも知れないが、もっと大きなものを観察する必要があろう。
 4月頃に白い房状の立った花序を付けるとのことであるが、まだ見たことがない。今年の春は注意しておこう。
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