アカンサス(ハアザミ) Acanthus spp. (キツネノマゴ科 アカンサス属) |
出会ったときには、合弁花であることは間違いないが、シソ科ではないし、ゴマノハグサ科ではないかと思っていたが、キツネノマゴ科であるとのこと。地中海原産の植物に共通して、寒さには強く、春から初夏にかけて花を咲かせる。様々な種・品種があるらしい。葉は大きくて50cm以上はあり、アザミに似ている和名となっているが、イメージは重ならない。花茎の高さは2m近くあり、大型の花が次々と咲く。花は大きすぎて、ややグロテスクなイメージもある。キツネノマゴの花は小さすぎてよく構造がわからないが、この科植物の花は、こんな構造か・・・と改めて認識した次第である。萼であろうか、苞であろうか、鋸歯の先端は棘になっており、撮影も苦労する。 |