ハハコグサ Gnaphalium affine (キク科 ハハコグサ属)



 ハハコグサは秋に芽生え、冬をロゼットでやり過ごす。新暦の七草の節句の頃にはまだ小さく、つみ取って食べるにはかわいそうな程である。全草にクモの糸のような毛があり、白っぽく見える。このような毛は、霜が直接植物体に付着するのを防いでいるのかもしれない。このような毛は、しばしば食品に粘りを出すために使われる。ハハコグサもそのような使われ方があったそうであるが、その後ヨモギに主役を奪われてしまう。大量に採取するためには、ハハコグサでは大変である。
ハハコグサのロゼットハハコグサのロゼット
ロゼットの葉(表面)ロゼットの葉(裏面)ロゼットの葉(表面の拡大)
1.ハハコグサ 2.ハハコグサのロゼット

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