ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis (キク科 ムカシヨモギ属
 ヒメムカシヨモギは北アメリカ原産の帰化植物で、日本には明治時代に渡来した。帰化後急速に広まったようで、御維新草、明治草、世代わり草、鉄道草などの様々な名前で呼ばれてきた。オオアレチノギクとともに、各地の路傍、放棄畑、荒れ地などに生育し、高さ2mほどになって群落を形成する。オオアレチノギクよりも茎がしっかりしているようで、より草丈は高くなる。
 秋に芽生え、ロゼットで冬越する1年草(2年草)である。8月に花を咲かせるまではほとんど枝分かれせず、頂部ではたくさんの花序を形成して枝分かれする。


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