オカオグルマ　Senecio integrifolius subsp. fauriei　（キク科　キオン属）
　オカオグルマは本州から九州、朝鮮から中国に分布する多年生の草本。水田や畑周辺の日当たりのよい刈り取り草地のほか、湿地にも生育する。地表面にロゼット状の根生葉があり、春に高さ30〜40cmほどの茎を伸ばし花を咲かせる。根生葉は柄がない。植物体は柔らかく、全体に白色のクモ毛が多い。
　和名は丘に生育する小さな車輪状の花（小車）の意味で、湿地に生育するサワオグルマとの対比である。
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