オニノゲシ Sonchus asper (キク科 ノゲシ属
 オニノゲシの花は春から夏にかけて多く咲くが、真冬でも開花が見られる。春に見られる花は、高く生長した茎の先端付近から枝を分けて花を付けるが、冬に咲かせる花は茎の下の方の葉腋に付く。花はすべて舌状花で、頭花の直径は1.5cmほど。総苞にも棘がある。痩果は褐色に熟して白色の冠毛を持ち、楕円形・扁平で両面には縦に3本の筋がある。ノゲシの痩果とよく似ているが、横皺がないので表面は平滑でやや光沢があるように見える。
オニノゲシの頭花オニノゲシの頭花
白い冠毛痩果の拡大

1.オニノゲシ 2. 3. 4.腺毛・ロゼット

種名一覧にもどる / 科名一覧にもどる / 雑学目次にもどる / HPにもどる