アメリカネナシカズラ Cuscuta pentagona Engelm. (ヒルガオ科 ネナシカズラ属) |
アメリカネナシカズラは、8月から9月にかけて多数の白い花を咲かせる。花は直径約3mmで花冠の先端は5裂し、裂片の先端は尖る。果実は球形で直径3mmほど。在来種のマメダオシに良く似ているが、花冠の裂片の先端が尖ること、柱頭の長さがより長いことなどで区別されるとのことであるが、マメダオシと同定できるものに出会っていないので、詳細は今後の課題。 アメリカネナシカズラを調べていると、直径1cmほどの緑色の球があった。これが果実かと思って撮影したが、どうやら虫えいのようである。寄生植物に寄生する虫がいるわけで、世の中は複雑である。 |