ハクウンボク Styrax obassia (エゴノキ科 エゴノキ属
 ハクウンボクの葉はその年に伸びた枝に3枚から5枚付くことが多いが、枝の先端に付くものは大きく、30cm近くに達するものもある。枝の途中に付く葉は、明瞭な互生であるが、本年枝の基部に付く葉は2枚が対生のように向かい合って付いていることが多い。このため、3枚がワンセットの三出複葉のように見える。葉は広倒卵形で、上半分の縁には突端に終わる鋸歯がある。葉の裏面には星状毛が密生して白緑色であり、脈が目立つ。葉柄は10〜20mmで有毛。新しい枝は緑色であるが、2年目には樹皮が剥がれ、紫褐色となる。


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