5.費用対効果(コストパフォーマンス)

 元々、自然保護と事業の価値は、天秤に乗せてどちらが優先するかは判断できないものである。まったく異なる要素であり、同じ軸で判断することができない。しかしながら、現実の事業においては、両者のつりあいを判断せざるを得ない場合が多い。公共性と自然保護を天秤にかけてしまうわけである。今回の、細見谷林道整備の公共性はどうであろうか?

 林道整備における、公共性あるいは有用性としては、どのような要素から判断されるべきなのであろうか。当然のことながら、地域の森林資源の利用に関する貢献がまずあげられる。これとともに、地域住民による生活道としての利用、あるいは遠距離を移動する車両の利用、観光資源などに関する利用などがあろう。これとは反対の側面として、利用率の向上による自然へのインパクト増大は、ネガティブな要素である。ポジティブな側面と、ネガティブな側面が検討されなくてはならない。

(1)森林資源への貢献は?

(2)林業以外の産業への貢献は?

(3)交通量

(4)自然探訪・観光資源


(5)いくらかかるのか?


(6)廿日市市のコスト




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