今年の夏は天気が不順で、8月の降水量は平年の3倍であった。
気温が高い8月は、植物は水不足で大変な時期なのであるが、
今年の夏は熱帯雨林のようで、雨を利用した植物も多かったのではないかと思う。
ドングリは豊作で、大変な量が落ちてくる。
毎日のランニングコースはドングリだらけで走りにく。
まずはコースの掃除から仕事が始まる。
カキも豊作で、枝も折れんばかり。
昨年はクリの落果が著しかったが、今年はたくさんなった。
果物全般としては、糖度は別として、量的には多かったのであろう。
2014年、10月25日
今年も前島で卒論・修論中間発表会を開催した。
初日は日付がかわって、朝の3時に終了。
2日目は朝から13時までの発表で一応終了。
発表が終わってからの巡検がこの山林火災跡地。
火災の発生は2012年の12月8日
花崗岩地域であり、コシダの枯葉が堆積したアカマツ林は一気に燃え上がり、かなりの面積が焼失した。
その後焼失木によってしがらが組まれ、部分的には階段工法が実施された。
本年(平成26年)の3月に樹木が植栽されている。
樹種はウバメガシ、ヤマモモ、コナラ、ヤマザクラ、オオバヤシャブシなどであり
これに自然生と思われるキリ、アカメガシワなどが加わっていた。
火災からの回復はワラビを除いて不良であった。
コシダの枯葉が厚いところでは1mほど堆積していたようで
厚い落葉堆積層の燃焼によって
コバノミツバツツジなどの本来であれば生き残ることが多い種類もほぼ焼死している。
耐え忍んできたワラビと、新たな侵入なのか、埋土種子からなのか、ヨウシュヤマゴボウが大繁茂であった。
この森の歴史を解明すべく、アカマツやネズの切り株からさらに資料円盤を切り取る作業を行った。
のこぎりを使っての作業はなかなか大変で、こんな夕方までがんばりました。
11月2日はトッキ−の結婚式
高梁市のホテルでの披露宴。
新婦の美樹さんは宮城の出身で、トッキーが仙台支社で震災復興の仕事の中での
お付き合いの開始とのことでした。
美しい樹木(美樹)を育てるように、森となるようにお祈りします。
11月3日 文化の日
文化とは関係のない入学試験。
まずは昨年とおりの出だしでした。
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