6月28日
鯉が窪湿原で講演と自然観察会




哲西町のきらめき広場(役場)で講演会、その後鯉が窪湿原で自然観察会を開催いたしました。
講演会は2百数十人の参加ということで、大盛況。
その後、鯉が窪湿原へ移動して自然観察会。
・・・なんせ人数が人数ですので、ちゃんとお話ができたのは20〜30人程度だったでしょうか。




リュウキンカ群生地は今年の冬、イノシシに掘り返されてしまいました。
その跡地はどうなったのでしょうか?
実は、まだあんまり植物が回復していません。
たくさんの埋土種子集団が待ちかまえていて、好ましくない植物たちが群生するのではないか?
と思っていたわけですが、ごらんの通り、ほとんど埋土種子からの発芽はなかったようです。
となると、この裸地に誰が最初に種まきするか?ということになります。
リュウキンカ? ミゾソバ? それともハンノキ? 楽しみです。



いつもの場所で、ベルトトランセクトを調査しました。
イノシシの攪乱からの回復
貴重なデータになるものと思います。
しかし!
植物の根がほとんど張っていないのです。
したがって、土の体重を支える力がほとんどありません。
どんどんめり込んでいってしまいます。
調査、ご苦労様でした・・・




調査が終了してからは種取りです。
今回のターゲットはヤチカワズスゲ
可能な限り、湿原植生を痛めないように・・・という、懸命な種の採取です。


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