被子植物 Angiospermae
双子葉植物 | 単子葉植物 | |
子葉の数 | 原則的に子葉は2枚 | 子葉は1枚 |
維管束 | 開放維管束が、決まった数輪状に並ぶ | 多数の閉鎖維管束が散在している |
形成層 | 常に存在し、寿命の長いものでは分裂して二次組織を形成する | 痕跡的であり、機能しないので二次組織を作って肥大することがない |
葉の形と葉脈 | 幅が広いことが多く、葉脈は網目脈 | 細長い葉であることが普通であり、葉脈は平行脈である |
節間分裂組織 | 葉の基部には分裂組織がないので、一端成長すると葉をのばすことができない | 葉の基部に節間分裂組織があり、葉をのばすことができ、節の部分で伸張成長することができる |
花の基本数 | 花を構成する花弁数、雄しべ数、雌しべ数などは5あるいは4の倍数である | 花を構成する花弁数、雄しべ数、雌しべ数などは3の倍数である |
根 | 主根と側根の区別がある | 主根はすぐに萎縮するので、側根ばかりとなる。いわゆるひげ根である |
種子の胚の大きさと胚乳 | 全般的に胚が大きく、胚に栄養分を蓄積して胚乳を形成しないものもある | 胚が小さく、よく発達した胚乳を持つ |
葉の付き方 | 葉が茎の一部に付くので、互生・対生・輪生など多様 | 茎を取り巻くように葉が付くので、必ず互生 |