地域情報生態学 課題レポート
課題:岡山理科大学の環境アセスメント
- 岡山理科大学を対象地とし、環境アセスメントを実施しなさい。
- 調査項目に関しては多様な項目の中から1つを選択することでよい。
- 調査データは、実際の調査から得られることが望ましいが、現実的には困難な側面があるので、仮想データでも良いこととする。
- レポートの構成としては、次のようになる。
- 評価の目的を設定する。(理科大の問題点や興味を持っている項目を定め、これを評価項目とする)
- 評価項目を適切に把握し、評価できる調査方法・調査内容を決定する。
- 調査の実施、データの収集(これに関しては、詳細なデータを実際に取得することが困難である可能性があり、推定値や仮想データを使用して良い)
- 得られたデータを解析し、現状を提示する(結果である)。
- この結果から評価を行う(簡単に言えば、良好である、劣悪である、等の評価となる)
- 評価した結果、これに対する改善の提言が行われることになる。
提出期限:2002年1月10日
評価項目の選定に関するアドバイス
基本的には何をテーマにあげても結構です。たとえば理大に対する不満があるとすれば、それを改善するためにテーマを設定し手も良いわけです。ただ、アセスメントですからもっともらしいデータを元に評価しなくてはなりません。
例えば
○階段の上り下りが大変
・エスカレータを付けたらどうなるか?
→エネルギー消費量(温暖化ガス)の観点から考える
電気代は? それを発電するための二酸化炭素発生量は?(ネット検索)
・どのようにすれば階段を上り下りしなくてすむか
→教室の再配置、移動しなくても良い教室設定
→設備の適正配置(例えばコンビニを谷底に作る・・・・等
○理大に不足しているもの
・庭園・公園的景観の不足
→現状の広場の調査→どこに作れば有効か?
・新しい建物を造りたい
→何が不足しているか→何を作ればいいか?
○理大の図書館について
・現状の把握(利用者を調べる)→何が不足? どうしたらいい?(アンケート調査もあり)
○研究環境で何が不足?
○理大の自然環境
・理大の森林について
→現状の把握→どこを保護すべきか
・地質的解析
→重要な、あるいはおもしろい地質の状況→地形の安定性→今後の開発の可能性
理大の地図、航空写真などの資料が必要であれば、吸い取ってください。
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