高山帯の荒原
王滝頂上(2936m)を望む

 ハイマツ帯を登り切ると、急に植物は少なくなり、高山荒原となる。土壌の動きが激しい場所では、ほとんど無植生になる。
 山頂には山小屋と神社。
御嶽山は活火山

 御嶽山の山頂面には多くの「お釜」と呼ばれる火口があり、現在でも蒸気を出しているものもある。硫黄の臭いが鼻をつく。
 このような活発な火山活動が行われている地域では、ほとんど植生が見られない。
頂上での記念撮影

 向こうの峰は安定しており、植生が発達している。遠くの山は乗鞍岳(3026m)、水がたまっているところは二の池。
高山植生の遠景

 安定した斜面では高山植物の群落が形成される。8月の景観はこのような草原であるが、7月には残雪がある。緑の期間は2ヶ月ほど。
お花畑で一服
 疲れているようで・・・

 草の上に座っているわけではありません。周辺の咲いている植物はチングルマ。

ツツジ科の矮性低木群落

 アオノツガザクラの群落。岩影にはこのような高山植物の群落が発達する。この場所も、数週間前までは雪渓の下であったはず。

もどる