●1999年4月7日の状況
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昨年の○○月にひょうたん池は完成し、その後側水路、三日月池が整備されました。ひょうたん池では本年になって、イトクズモの発芽が確認され、その後側水路での発芽が確認されました。どちらにしても、本年が最初の本格的繁茂期を迎えるわけで、移植の成果が確かめられることになるわけです。
ひょうたん池
3月の上旬から発芽し始めたイトクズモが、大きな群落を形成しました。池の底をのぞくと、走出茎を横走させてぐんぐん生育範囲を広げている状況がよくわかります。一部では、もう花芽の形成も確認されました。今のところ池の北側で密に、南側で疎に生育していますが、全面を覆うのもそれほど時間はかからないでしょう。一方、冬の間に池中を覆っていた藻類(プランクトン)の姿は、ほとんど見られなくなりました。
ひょうたん池
ひょうたん池におけるミカヅキモの繁茂状況(1999.04.07)
群落周辺部の状況;活発に地下茎、水中茎を伸ばして群落面積を拡大している。
側水路 ひょうたん池に比べると、やや生育が少ないものの、水路内の至る所に発芽が確認されています。順調に生育すれば、側水路でも繁茂する姿が確認できるでしょう。
側水路
三日月池 完成が最後になったので、現在はまだ発芽を確認していません。しかし、移設した底泥中には埋土種子が含まれている可能性が十分考えられるので、今後の経過が楽しみです。
三日月池
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