四季咲きベゴニア Begonia ×semperflorens-cultorum (シュウカイドウ科 シュウカイドウ属)



 ブラジル原産のセンパーフローレンスを母種として品種改良されたベゴニア。4月から10月までの長期間、花壇や植木鉢で美しい花を見せてくれる。花に近寄ってみると貝のような2枚の大きな顎がある。花が開くとこの顎が花弁ように見え、昆虫誘引の目印になっているのであろう。ベゴニアの仲間は水不足に弱いと思っていたのだが、このセンパーフローレンスは大変な強さであり、道路の花壇を彩っている。認識を新たにしなければならない。挿し木でもよく殖える。
 ベゴニアの仲間は寒さには弱いのが通例である。霜が降りると一辺に枯れてしまう。この四季咲きベゴニアも冬はだめなようである。もっとも、それぐらいの欠点がないと一年中この花を見なくてはならない・・・・。
花壇に植えられた四季咲きベゴニア四季咲きベゴニアの花(雄花)


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