ケアリタソウ Ambrina ambrosioides var. pubescens (アカザ科 アリタソウ属) |
ケアリタソウはメキシコ原産の帰化植物。道ばたや荒れ地、砂礫質の河原などに生育する。茎は枝分かれして立ち上がって1m程になり、1本でも群落を形成している景観になることもある。ケアリタソウの特徴は、なんといってもその香りである。この独特な香りは含まれている精油のためであり、一度嗅いだらまず忘れない。こいつを食べる昆虫は、日本にはいないぞ・・・と思ってしまう。 花は7月から11月、アカザ科の植物は近接撮影しても花が花らしくなく、おもしろくない。画像で白く写っているのは雄しべの葯である。茎や葉に毛がほとんど無いものがアリタソウであり、この画像のように茎や葉に毛が多いものをケアリタソウとする。岡山ではケアリタソウがほとんどであると思う。 |
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