コゴメバオトギリ Hypericum perforatum var. angustifolium (オトギリソウ科 オトギリソウ属) |
コゴメバオトギリはヨーロッパ原産の帰化植物で多年草。荒れ地や造成地などに生育し、高さ50cmを越えて1m近くにな。種子での繁殖の他、地下茎でも増えるので群生することが多い。オトギリソウの仲間は対生で規則正しく葉を展開するが、コゴメバオトギリの姿は特に規則正しい枝・葉の展開を示して異様さを感じるほどである。葉の長さは1.2〜1.4cmで、多数の明点があり、縁にわずかに黒点がある。花は黄色で直径2cm弱。5月頃から次々と咲き、大きな株ではたくさんの花を咲かせて見事である。花弁の縁には1列の黒点がならぶ。 |
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