ホウオウボク Delonix regia (マメ科 ホウオウボク属
 ホウオウボク(鳳凰木)はマダカスカル島原産の落葉性の高木。落葉樹あるいは半落葉性などと記述されているが、小生は落葉した状態を見たことがない。冬には葉を付けているので、開花直前の春に落葉するのであろうか? ハワイや台湾など、温暖な地域で街路樹などに植栽されている。樹形は横に広がって、真上を通る太陽の軌道に対応したものとなっており、アフリカのサバンナにおけるアカシアを連想させる。花期は春から夏にかけてなのであろうと思うがどうだろうか。今回の撮影は7月25日、モノレールの上からは見事な開花した個体を見ることができたが、実際に歩いてみると高い梢に咲いており、近接することができなかった。咲いていない個体も数多かった(季節はずれ?)。豆果は大きくて長く、夏から冬まで付いている。葉は端正で美しい。鳳凰の名前は花でもよいし、葉でもよいように思う。
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