フウリンブッソウゲ
Hibiscus schizopetalus
(
アオイ科
フヨウ属
)
最初にこの花に出会ったとき、なんとも風雅な花であると思った。垂れ下がって風に吹かれる姿は、名前の通り風鈴を思わせる。東熱帯アフリカ原産で、高さ数mになる。ややツル性であって、他の樹木によりかかるように生育して垂れ下がる。花弁は反り返り、花柄や雌しべが長い。花色の濃淡がある品種が作出されており、フウリンブッソウゲ自身もハイビスカスの交配親となって、多様なハイビスカスの作出に一役買っている。