モミジアオイ Hibiscus coccineus (アオイ科 フヨウ属
 モミジアオイは北米原産の高さ2mを越える大型の多年草。葉は深く3〜5つの掌状に裂け、和名の由来となっている。花は遅く、夏から秋にかけて紅色の大きな花を咲かせる。雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、長くて超出する。雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが群がっている。このような雌しべと雄しべの合着は、アオイ科植物の特徴であるが、特にモミジアオイでは花弁が平らに開くことと、超出するのでよくわかる。
モミジアオイ Hibiscus coccineusモミジアオイ Hibiscus coccineus
モミジアオイの柱頭花の中心部
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