ユウゲショウ Oenothera rosea Ait. (アカバナ科 マツヨイグサ属) |
ユウゲショウはアメリカ原産の帰化植物。多年生草本であり、観賞用に栽培されていたものが野化したものと思われる。路傍やあぜ道などに点々と生育が見られる。夏から秋にかけ、直径1.5〜1.0cmの花をつける。めしべの先は4つに分かれ、十字状になっている。花が美しいので除草されず、また刈り残され、次第に増えつつあるように思う。 アカバナユウゲショウの別名もあるが、昼咲きであって夕方には花を閉じてしまう。ユウゲショウという名は色っぽいが、朝とか昼の化粧であるほうが、生態的には良くあっている。しかし、昼間のお化粧としては派手すぎるかもしれない。 時折、白花のユウゲショウに出会う。アカバナユウゲショウという別名も持っているが、この流儀で行けばシロバナユウゲショウということになるが、特に区別されていない。 |
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