アキノウナギツカミ Persicaria sieboldi (タデ科 イヌタデ属
 アキノウナギツカミは北海道から九州、朝鮮・中国・シベリアなどに分布する1年草。沼沢地、湖岸、放棄水田などの水湿地に生育する。茎はよく伸びて葉と葉の間が離れる。茎から葉柄、中脈の下半分にかけては鋭い曲がった棘があり、他の植物に引っかかって生育する。葉は細長い長被針形で基部はやじり形となり、茎を抱く。花は茎の先端あるいは葉腋から枝分かれした枝の先端に付き、いくつかの花序をつける。花は上部が淡紅色を帯びる。花期は7月から10月。
アキノウナギツカミアキノウナギツカミ
アキノウナギツカミの花茎と葉柄の鋭い棘
アキノウナギツカミの葉

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