シンミズヒキ Antenoron neo-filiforme  タデ科 ミズヒキ属
 シンミズヒキは本州から九州、朝鮮南部・中国・ヒマラヤに分布する多年草。茎は高さ30cmほどで中空。葉は楕円形から長楕円形で、ミズヒキよりも細長い。葉の質はやや厚く、ほぼ無毛。花穂は節間が狭いので、托葉鞘と托葉鞘の間がほとんどなく、ミズヒキに比べて花が密集し、見事である。
 全草ほとんど毛がないこと、葉が細長く厚いこと、花穂の節間が狭く、花が密集して付くことなどがミズヒキとの区別点である。和名は「真水引」かと思っていたが、学名を見ると「新水引」である。なぜだか知らないが、新型のミズヒキの意味である。
シンミズヒキシンミズヒキの花穂
シンミズヒキの花節間が短く、托葉鞘が近接する

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