アキカラマツ
Thalictrum minus
var.
hypoleucum
(
キンポウゲ科
カラマツソウ属
)
アキカラマツは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する多年生の草本。堤防、草地などに生育し、高さ1m以上になる。7月から秋まで黄白色の花を咲かせる。キンポウゲ科の植物には光輝く花弁を持つものが多い印象があるが、アキカラマツの花は地味であり、花弁のように見えるのは萼である。花弁がないので、多数の長い雄しべがよく目立つ。葉は2〜3回羽状の複葉であり、粉青白色で特徴ある色調である。