ミヤマキンポウゲ
Ranunculus acris
var.
nipponicus
(
キンポウゲ科
キンポウゲ属
)
ミヤマキンポウゲは北海道中部以北から北海道に分布する多年草。高山帯の谷筋(雪渓の溶けた跡)などに群落を形成して生育する。平坦地の雪渓よりも、傾斜のある谷的性格のある場所に多いように思う。草丈は20〜50cm。花弁は通常5枚だが、時として枚数の多いものがある。花弁は光り輝き、晴天時には撮影するとハレーションして潰れてしまうのはキンポウゲなどと同じ。ミヤマキンポウゲの母種 var.
acris
は北半球のヨーロッパからシベリアにかけて広く分布している。