オキナグサ Pulsatilla cernua (キンポウゲ科 オキナグサ属
 オキナグサは本州から九州、朝鮮・中国に分布する多年草。太い根があり、放牧地や採草地に群生することが多かったので、草食獣が食べないのか、有毒なのではないかと思う(民間薬でもあるし、中毒しやすい毒草でもあるらしい)。昔、蒜山原ではオキナグサがたくさん生育しており、白毛がある果実を集めて手まりを作ったという(てんてん草と呼んでいた)。最近では牧草地も外来牧草が栽培されており、オキナグサも見かけることがなくなってしまった。掲載したものは、同じ蒜山ではあるが栽培品である。
オキナグサオキナグサの花
オキナグサの花オキナグサの根出葉
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