キジムシロ Potentilla fragarioides var. majorバラ科 キジムシロ属
キジムシロ Potentilla fragarioides var. major
キジムシロ Potentilla fragarioides var. major
キジムシロの花キジムシロの花は、花弁と花弁の間が透く
 キジムシロは春の刈り取り草原に普通な多年草。4月から5月にかけて、黄色い直径15〜20mmほどの花をたくさん咲かせる。春には黄色い花が多いが、やや小さめで花弁と花弁の間が透いているのが特徴の1つであろう。強い日光の直射が好きなようで、半日陰には少なく、南向きの斜面に多い。

キジムシロの葉キジムシロの頂小葉
葉の表面葉の裏面;脈上に毛
 葉は5〜7小葉からなる複葉なのだが、早春は葉軸があまり長くなく、頂三小葉のみが目立ってミツバツチグリに見えたりする。春が進むと葉の長さも長くなり、複葉がはっきり見えるようになる。全体に長い毛があり、特に裏面の葉脈上には伏した長毛が目立つ。
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